夏の終わり。
暑いのは大大大嫌いで、
暑さにも弱いのに、
そんな夏が終わっていくんだなぁと思うと、
なんだか切なく、
寂しいよううな感じがて、
もっちょっと夏でもいよ~、
と思う。
子どもの頃は、
もうプールにも入れない、
海に行って泳ぐのも1年先と、
夏の終わりが絶望的に寂しかったよな、と。
夏の終わり。
暑いのは大大大嫌いで、
暑さにも弱いのに、
そんな夏が終わっていくんだなぁと思うと、
なんだか切なく、
寂しいよううな感じがて、
もっちょっと夏でもいよ~、
と思う。
子どもの頃は、
もうプールにも入れない、
海に行って泳ぐのも1年先と、
夏の終わりが絶望的に寂しかったよな、と。
春のバラの記録、今回はオールドローズの
パヴィヨン ドゥ プレイニー(Pavillon de Pregny)です。
育て始めて7~8年になります。
左の花のように、上を向いて咲くことは珍しくて、
花の重みで、右のようにうなだれて咲きます。
その、うなだれているところが、
このバラならではと感じるんですけどね。
かわいらしい蕾。
花びらの縁が少しギザギザっとしたり。
なんと言っても、花びらの裏が白くて、内側が濃いめのピンク、
これがパヴィヨン ドゥ プレイニーの大きな特徴の一つです。
咲いたら、内側のビビッドピンクと裏の白さとのコントラストが、
こんなに目立ちます。
6月になってからの花は、花びらがクシャクシャっとなることもあって、
この雰囲気も見逃せません。
手のひらにコロンと載るくらいの、中輪の中でも小さ目ですが、
花びらはギッシリ。
これは最近、8月末の夏花です。
さすがにたくさんの花びらは携えていませんが、ふわっーと、軽い感じもいいですね。
上の写真にある二つの蕾が開きかけて。
開いたら、こうなりましたが、実は、これは上の写真の翌々日。
一番いい時の様子を、うっかり撮り忘れました。
パヴィヨン ドゥ プレイニーは、大大大好きなバラ。
「そのバラの何が好き?」と聞かれたら、
色だったり、香りだったり、よく咲くかどうかだったり、
そんないろいろが好きだと答えることが多いんでしょうけど、
パヴィヨン ドゥ プレイニーは、それだけではない。
なんというか、生きてる感じというか、生々しいというか、
小さいのに、とても存在感があり、雰囲気があり、
ものすごく美人ではないのに、色っぽいというか、
その色っぽさも、いやらしさがないというか。
なんだか密やかな魅力をジワジワと垂れ流しているかのような(笑)、
そんな、不思議に惑わせる要素があるから、
だから大好き、のような気がします。
◇パヴィヨン ドゥ プレイニー(Pavillon de Pregny)
1863年作出
フランス ギヨー Jean-Baptiste (père) Guillot
系統/ノワゼット(N)
中輪/半剣弁抱え咲き(ロゼット咲きのことも)/四季咲き/強香
ここに写っている大小の鉢、
真ん中あたりの小さなテラコッタ鉢と、その右の素焼き鉢を除いて、
そのほとんどが、汚くなっていたプラスチックの鉢を
ペイントして、リメイクしたものです。
去年の暮から春先にかけての寒い間、夜になると、室内で、せっせせっせと、
鉢にペンキを塗りたくっていたんです(笑)。
長いものでは、もう30年くらい使っているプラスチック鉢。
当然のことながら、汚くなったり、劣化が目立っていたんですよね。
それで、以前から、たまーにやっていたペイントリメイクを、
あらゆる鉢にしてしまおうと。
色は、黒に近いグレーや、白っぽくぼけたグレー、
それに、一見すると陶器に見えるような、濃い茶色に、と。
上の写真の赤い鉢は、ちょっと遊びで塗ってみたもの。
同じような色の、赤いガーベラを植えたら似合うんじゃないかと。
縁のウォータースペース部分は、
アクセントになるかなと、こげ茶色に塗りました。
使ったペンキは、すべて水性ペイントです。
これらも、左手前の鉢以外、グレー系にペイントリメイク。
右上二つは、まず黒で塗って、乾いたら、上からオフホワイトを、
スポンジでシャシャッと、軽くこすり付けるようにして仕上げました。
下のスタンド型ポットは、グレーの上にオフホワイト加工です。
このスタンド型ポット、それこそ、もう30年ものです。
この、ミニバラの左のプランターはスプレーマムが植えてあるんですが、
黒の上に濃い茶色を塗っています。
凹凸の模様を生かしてニュアンスを出してみようと、
上から塗る濃い茶色は、できるだけ凸の部分だけにのるように、
凹の部分は先に塗ってある黒が残るようにしました。
刷毛を押し付けずに、軽く置いて、サーーーッと走らせるように使います。
こちらの、右の四角い大鉢はバラが植わっています。
これは、数年前に一度ペイントしたものがはげていたので、
適当に上塗りしてみたのですが、
グレーに塗ってあったものを、まず濃い緑色を大雑把に下塗り。
その上からチョコレートという色名の水性ペンキをのせて、
うっすら緑が残るようにして、
古い陶器鉢のように見えるといいなーと。
下の二つは100円ショップのプラスチック鉢。
グレーの上にオフホワイトをぼかし塗り。
黄色いビオラを植えていた鉢は、
なんだかエスニック模様というか、古代模様というか、これも古株さん。
茶色の上に白をスポンジでのせましたが、
かすれたようになっているのは、劣化がひどくてささくれ立っているので、
自然に「風合い“風”」になりました(笑)。
ペチュニアなどを植えているこちら。
まだきれいな鉢ですが、オフホワイトを少しだけこすり付けて、
テラコッタ鉢の「白華現象風」をねらってみましたが、どうかな?
ヒメウツギが植えてある細長い鉢は、
濃いブルーの上に、砂を混ぜた濃い茶色を塗り塗り。
先に塗ったブルーが少し見えるように、
上から塗った濃い茶色は、わざとムラ塗りしました。
その濃い茶色はツヤありで、釉薬を塗った陶器のように見えるかな?
あ、鉢を撮影しようとした写真ではないので、
ボケててわかりにくいですね。
斑入り葉のジャスミンが植えてある鉢は、黒やグレー、茶色でもない色に。
余ったペンキを適当に調合して、くすんだグリーンをつくってみようと。
もともと、鉄製の錆びた脚立を塗るために調合した色ですが、
そこそこ気に入ったので、この鉢にも塗ってみたのでした。
さて、下の写真は2013年に撮ったもの。
かつてのブログに載せた、プラスチック鉢ペイントリメイクの、
Before & After です。
ペイント前の鉢が、どんなに劣化して、汚くなっていたか、
そんな写真は撮っていなかったので、
過去の画像の中に、何らか写っているものはないかと探してみました。
上のほうの三つ並んだ鉢、白く粉を吹いたようになっていたり、
葉緑素や黒カビらしきものが付着して、汚いでしょ~(笑)。
こんな感じの鉢という鉢を、おそらく100個以上、
せっせと塗ったわけです。
さてさて、ガーデニング用の鉢についてですが、
私は、ほぼ、9割がたプラスチック鉢を使っています。
理由はいくつか。
まず、プラスチック鉢は、なんといっても軽いこと。
ガーデニングを始めたのは、かれこれ30年前かな。
現在は、実家で親と同居していますが、
当時は賃貸マンション住まいで、ベランダガーデニングでした。
賃貸ということもあって、重量物をベランダに増やしてはいけないと、
テラコッタなどの鉢に憧れはしたものの、
プラスチック鉢に制限していました。
そんな時に、ある出来事がありました。
私に影響されて、大学時代の後輩がガーデニングを始めたのですが、
素敵な鉢がいいと、重さのあるテラコッタの鉢を買い揃えて、
寄せ植えなどを楽しんでいました。
そうこうしているうちに、重い鉢の移動中に腰を痛めてしまい、
それも、しばらくはガーデニングができないほどと聞いて。
ガーデニング、いいよ~、いいよ~とすすめていた私は、
なんだか悪いことをしてしまった気持ちになり、
そして、私も気を付けなければと。
そんなこともあって、プラスチック鉢でやっていこう、と。
さらなる理由としては、
やはり、プラスチック鉢は価格が安いこと。
「わーっ、素敵、おしゃれ!」と思ったテラコッタ鉢一つの値段で、
同じサイズのプラスチック鉢が10個20個買えるくらい、
ってこともあるわけで。
ガーデニングを贅沢な趣味にしてはいけない、
日常の中の楽しみの一つであって、
お金をかけて、うしろめたさを抱いたり後悔するのは嫌と感じている私は、
やはりプラスチック鉢でいこうとなったのです。
最後に、これが、とても大事な理由。
バラを育てるようになったのは2002~2003年頃ですが、
テラコッタや素焼きの鉢に植えていると、
真夏の暑い時期に、
土の水分が、あっという間に蒸発してしまうという事態になり、
これはいかん!と。
たとえば真夏の35℃を超えるような日は、
朝と夕方(あるいは夜)の二回の水遣りでは、
昼の間にカラカラになってしまい、
プラスチック鉢でないと管理が難しくて、
バラ栽培が楽しくなくなると考えたのでした。
そんなこんなで、主にプラスチック鉢でやっていますが、
年齢も重ねた今、
重たい鉢を増やしていないでよかったなぁと感じています。