季節めぐり

季節はめぐり、人生もめぐる

バラ、夢中にはならないけど、ほっとけないデンティ ベス

バラの「デンティ ベス(Dainty Bess)」が二番花を咲かせています。

むこうを向いて。

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開いた花が写るように、むりやりカメラを向けて撮影してみたものの、

こんな感じ。

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鉢植えなんだから、こっちを向かせればいいのですが、

手前に、いろいろな、たくさんの鉢が置いてあって、

それを一つひとつどけて撮影したら、

また、一つひとつ元に戻さなければならなくて。

 

蕾もたくさんあるから、

もっと咲き揃った時にちゃんと撮影しようと、

そんな、ちょっとなまけた気持ちで撮ってみたのでした。

 

今回は、デンティ ベスに関する、

かなり長い独り言みたいな話になりそうです(笑)。

 

一重のバラのデンティ ベスは、

バラを育て始めた頃から、かなり好きな品種の一つ。

この株は、2010年から育てている二代目です。

 

このバラ、一時のバラブーム(20世紀から21世紀にまたぐ頃?)の時は、

けっこう人気の品種だったようですが、

最近は、ブログやSNSにアップしている人を

そんなに見なくなってきました。

 

育てているけど、

アップして、みんなに見てもらいたいほどでもない、

という判断なのかな?

 

もしかしたら、このバラの美しさや、かわいらしさ、

言葉ではあらわせない、ものすごくいいところを、

写真に撮るのが難しいからかもしれないです。

 

今年の春の一番花、

私も、いい写真が撮れていません。

 

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朝、咲いて開いたばかりの姿は、

昼になると、花びらの色も少し薄くなり、

一番の魅力ともいえる赤と金の(麦穂のような?)雄しべも

黒っぽく変色します。

 

だから、「この蕾、明日開きそうだ」というのがあると、

翌朝は早起きして構えている、くらいでないと、

ベスさんのベストショットは、なかなか・・・、

という感じなんですよねー。

 

それに、独特の、スパイシーな香りといわれるその香りに誘われるのか、

開くとすぐハナムグリが寄ってたかってきて、

花びらに穴を開け、自慢の雄しべを食べつくし、

美人ベスさんを、めちゃくちゃに傷めつけてくれるんだ、これが。

 

ほら。

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右側の花、雄しべを根元から食いちぎっていかれた、惨状。

 

ほんと、スパイシーな香りと言われるその香り、

強く香るし(個人差があるようですが私には強く香る)、

ほかのバラではかいだことがない、

ベスさんだけの独特な香りなんですよ、これが。

もし香水があったら、男性用かな?

女性用の、エレガントだったり、フェミニンだったり、

そういった香りではない、

かなり骨太な、いわば“イケメン”な香り。

 

で、ここまでが今年撮影したデンティ ベス。

 

ちゃんと撮れた写真がないので、

過去のデータも探ってみました。

 

すると、ハナムグリ、まさしく食害中の瞬間が。

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ハナムグリ襲撃の前日の、同じ花の写真もありました。

2013年6月1日です。

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以下2枚は、2013年の5月中に咲いていたもの。

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下の3枚は2014年の春。

ベスさん、すーっと縦に長い、スマートな蕾も、

なんともいえず素敵です。

かっこいいです。

咲く花より濃い、この色も好き。

 

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この蕾の状態が5月5日。

 

そして、5月7日にほころんできて。

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5月8日に開花。

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蕾の時の折り跡が残っていて、

花びらがクシャクシャとしているこの状態。

なんか好きだなぁ。

きれいな女の人が、見せる人にだけ見せている顔、というか、

そういう色っぽさみたいなものも感じさせてくれる、

それがデンティ ベスです。

 

だから、ものすごく夢中にまではならないけど、

「あの子、どうしてるかな、大丈夫かな」と、

いつも気にかかるというか、

ほっとけないバラなんです。

 

私、男か?(笑)

 

ところで、デンティ ベスは、英語表記だと「Dainty Bess」。

だから、本当は「デンティ」ではなく「デインティ」のほうが

実際の発音に近いはずですが、

(受験の時の英単語発音でも「デインティ」で覚えたよ!)

どこのバラ販売サイトも「デンティ ベス」と記載しているので、

ここでもそうするほうがいいんですよね、きっと。

すごく気になってしかたないけどね。

 

間違った言い方というか、

この場合、英語発音のアルファベット表記ですが、

それが定着してしまうと、今の時代、検索で混乱してしまうので困る。

その一つの例とも言えますね。

 

まあいいか。

バラの「デンティ ベス」のことは、

バラが好きで、

バラのことが気になっている人くらいしか検索しないのでね。

 

あ、それとそれと、「Dainty Bess」って、

「かわいらしいベスちゃん」

「やさしげなベスちゃん」

って感じの解釈をしているけれど、

実際に存在したベスという名の女性のイメージなのでしょうか?

 

気になって、少しだけ英語表記のサイトを検索して探してみましたが、

命名の由来が書かれているものは見当たりませんでした。

 

やっぱり長い独り言のようになってしまいました。

終わりにします。

 

デンティ ベス(Dainty Bess)

 1925年作出

 イギリス Wm. E.B. Archer & Daughter

 系統/ハイブリッドティー(HT)

 大輪/一重咲き/四季咲き/中香