バラ、ジ インジニアス ミスター フェアチャイルド、二番花ふっさふさ~!
もう古い(?)イングリッシュローズ(David Austin Roses)ですが、
「ジ インジニアス ミスター フェアチャイルド(The Ingenious Mr.Fairchild)」の
二番花が、ふっさふさに咲いています。
一番花より一房の花の数が多いんですよね。
一番花より二番花が多い原因は、
それはきっと、私の冬の剪定と土替えが遅かったから。
春の開花までに充実していなくて、
今になって、やっと、「さあ、咲くぞ!」と、
そういうことでしょうか。
ほら、上の写真、これから咲く蕾が、まだ7つもあります。
二番花の咲き始めは6月19日。
ほころび始めた頃の、コロンコロンな姿が、これまたかわいいんです。
この梅雨の時期、外側の花びらが傷みがちですが、
花びらの数が多いので、開いてしまうとまぎれて、
そんなに気になりません。
春の一番花が咲き始めたのは5月14~15日でした。
蕾が育つ期間に気温が低い日々があったためか、
シミができてしまい、あまりきれいな一番花ではなかったのでした。
下の写真は5月23日。
この日はとても暑くなった日だったと記憶しています。
こんなふうに、細いステムが長く伸びて、でもクイッと頭を上げて咲く姿が、
なんだかとても愛おしくなります。
葉っぱの光と影、陽に透けた葉脈の軌跡が美しい!
ところで、このバラは、同じ苗でも、
その年によって、花の様相がかなり違って見えるような気がします。
たとえば、下の写真は2013年の春の花。
花びらに深さがあって、コロンコロン度が高いというか、
包み込むような、いわゆるカップ咲きですよね。
そして、雨にあたっても傷んでないではないですか!
この花びらは、シルクのよう、だとすれば、
最近の花びらは、シフォンのような感じかな?
あるいは、お花紙のような?
上の、2013年の2枚は以前綴っていたブログにも載せています。
いろいろ、心境の変化があって、人生の激変もあって、
そのブログは一時休止するつもりで、
こちらの新たなブログでリスタートした、ってワケです(笑)。
ジ インジニアス ミスター フェアチャイルドさん、
繊細そうに見えて、しっかり四季咲き(繰り返し咲き)で、
冬、すっかり寒くなってからも咲く強いバラです。
カタログ落ちと言われるそうですが、
作出・販売から年月がたって、
よほどの大人気か、よほどの強健でない限り、
日本国内での販売がなされなくなってしまう
イングリッシュローズ(David Austin Roses)。
フェアチャイルドさんも、その一つでしょうか。
かなりの強健の部類だと思うけどなぁ。
大切に大切に育てていかないと、です。
◇ジ インジニアス ミスター フェアチャイルド(The Ingenious Mr.Fairchild)
2003年作出
イギリス デイビッド オースチン(David Austin)社
系統/シュラブ(S)
中大輪/カップ咲き/繰り返し咲き/強香・中香