春に咲いたバラの記録、
今回は、スヴニール ドゥ ドクター ジャーメイン(Souvenir du Docteur Jamain)です。
長い名前ですよね~。
上の写真の花が開く前の蕾がこちら。
生まれたばかりの瑞々しさと、花びらの重なりの美しさにうっとりです。
咲き始めた時は、黒味を帯びた端正な赤。
香りもとても豊かです。
少しずつ進む色の変化があり、
花持ちがいいほうなので、その変化をゆっくり楽しめるバラです。
やがて、黒味が抜けて、
「赤バラといえばこんな感じ」と思えるような明るい紅色に。
さらに咲き進むと、紫色に変化していきます。
下の写真は横から撮影したところです。
鉢で育てているので、大きくはなっていませんが、
それでも、ツルの全長1.5mくらいでしょうか。
上の白いバラはプロスペリティです。
枝が細くしなやかで、フェンスへの誘引もしやすく、
花のステムが短いので(花首がびょーんとならない)、
「ここに、こんなふうに花があってほしい」
という咲かせ方も難しくないです。
そろそろ咲き終わり。
もうカットしたほうがいい状態ですけどね。
しぶとく、最後の最後まで花がある様子が見たいんですよね(笑)。
夕方遅くに撮ったので、陽が当たっていないことの影響もありますが、
最後は、こんなに紫色になりました。
こちらは逆に陽が当たりすぎて反射していますが、
もうこれで最後の開花、という時です。
返り咲きするというバラですが、
我が家では、春以降は、たまーにポツっと1輪2輪咲く程度。
地植えにして、自由に成長させたらもっと咲くのかな?
◇スヴニール ドゥ ドクター ジャーメイン(Souvenir du Docteur Jamain)
1865年作出
フランス François Lacharme
系統/オールドローズ ハイブリッドパーペチュアル(HP)
中輪/カップ咲き/返り咲き/強香