季節めぐり

季節はめぐり、人生もめぐる

忘れられない日「3.11」に思うこと、できること

 

今年も3月11日がやってきました。

大勢の人たちが、「3.11」に感じることをSNSなどで発信しています。

みなさんの思いを読ませていただいています。

 

決して忘れることができない日、

いや、忘れてはならない日に思うこと。

 

私には、大きな支援も、大きな行動も、

いろいろな身辺の事情があってできないですが、

あの日以降、私にもできることで、

それが日常になっていることが一つあります。

 

それは、いつもの生活に必要なものを、いつもの買い物の一つとして、

できるだけ被災した地域のものを選ぶこと。

 

とくに生協の宅配で購入するものは、

全国各地のものがカタログに載っていて、

産地(都道府県名)も記載されているので、

被災地域のものが選びやすいです。

 

最近届いたものの中では、こんなものがあります。

 

岩手県の「ずんだ餅」。

f:id:doronkox:20200311185015j:plain

 

宮城県・女川町のさばの切り身。

f:id:doronkox:20200311203205j:plain

 

こんな小さな支援しかできないですが、

これらを口にした私にも、

「おいしい!」「うれしい!」という贈り物が自動的に届き、

それこそ一石二鳥ではありませんか!

 

そして、今日という日に思うことがもう一つあります。

 

それは、被災地への思いも大切だけど、

世の中には被災に関係なく、

苦しい思いや苦悩を抱えている人がたくさんいて、

たとえば病気でつらい思いをしていたり、

介護だったり、子育てだったり、いじめ問題だったり、

それはそれは大変な人も、たーくさんいること。

 

そのため、

「被災地への支援といっても、今は何もできない」と、

うしろめたい思いをしている人もいること。

 

2011年3月11日以降の私自身もそんな感じの時期がありました。

何もできない私、ダメじゃん・・・、って。

 

でも、今自分の周りに起きている問題の解決で精いっぱい、

それなら、そのための生活や行動に一生懸命で、それでいいんだよと、

自分に言い聞かせる日々もありました。

 

だから、「3.11」は、被災地、被災した人たちのみならず、

困っている人、助けてほしい人に目を向けられる、

そんな「思いやりに満ちた人々であふれることを願ってやまない日」

でもあると思いたいです。