季節めぐり

季節はめぐり、人生もめぐる、乳がんサバイバーになりました

我が家にも猫さんがいたらいいな

 

友人Kちゃんちの猫。

名前は玉吉、「たまきち」と言います。

 

玉吉は、人見知りという言葉を知らない。

人懐っこい、というか、ずうずうしい? というか、警戒心がない。

 

玉吉は、人間が手に持つものは、何でも食べ物だと思っている。

 

玉吉は、最近、外の世界に憧れているらしい。

 

玉吉は、猫なのに、犬っぽい。

 

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これからウマウマタイムだにゃ

 

 

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それ(カメラ)は食べられるのかにゃ

 

 

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キャンドルちょっと怖いにゃ

 

 

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なんだか眠くなってきたにゃ

 

 

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ダメだ、眠くてがまんできないにゃ

 

 

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でもさ、たまにはキリッとできるんだにゃ

 

 

我が家にも、猫さんがいるといいなと思っています。

 

もうずっと前ですが、

うちには、猫も犬もいて、そして金魚もいました。

 

そろそろまた猫さん。

保護猫さんの譲渡会に行って、

ビビッと(←古い?笑)くるような猫さんに出会えるといいなと思っています。

 

 

 

10月初のブログアップ、それにしてもまだ暑い、だから?朝顔と桜

 

できるだけ回数多くアップしていこうと新たに始めたブログなのに、

10月になってからは、まだ1回もアップしていませんでした。

 

その理由は、個人的に、あれこれ慌しかったことと、

やはり台風による被害の大きさ、多さに、

なんとなくブログを続ける気分が萎えてしまった、

といったところ、かな。

 

それにしても、もうすぐ11月になるというのに、

昼間は、少し動くだけで汗ばむほどの暑さ。

陽当たりのいい私の仕事部屋の気温は、

午後3時頃に30℃近くありました。

 

ここのところ写真も撮っていなかったので、

今日は、過去の今日、過去の10月23日の写真を。

Facebookが、「思い出」として、過去の今日の投稿を

毎日知らせてくれるんですよね。

 

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2012年10月23日のモミジバアサガオ

秋口に咲く朝顔ですが、7年前の今日も、まだ咲いていたんですね。

 

そして、秋に咲く桜、2016年の今日、10月23日の様子。

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近くの交差点の角に設けられた小さな公園というか、

ちょっとした遊歩道というか、そこに植えられている桜です。

 

秋、涼しくなりはじめると咲き始め、

晩秋の紅葉の頃に満開になり、

本格的に寒くなるお正月頃にも、まだ少し咲いていて、

さらに、春になると、またチラホラ咲く不思議な桜。

 

今年、まだこの桜を見ていないので、

近々、見てきたいと思いますが、

やはり、これだけ気温が高い日が続いていると、

まだ咲いていないかな?

 

さて、明日も、ブログアップするぞーっ!

したいぞっ(笑)。

 

やさしい秋の庭、でも現実は草ボーボー

 

今日はもう9月30日だというのに、

まだまだ暑い日が続き、今朝も起きた時からエアコンをオン。

最高気温も30℃超えでした。

 

それでも、夕方の庭には秋らしい風の筋があるなと肌で感じます。

 

そして、今日のビックリ!

小さな苗に咲いたシュウメイギク(秋明菊)です。

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春に小さな鉢に植えた小さな苗。

その後、消滅するかのように葉がしおれてしまい、

もうダメかなと半ばあきらめていましたが、

8月末に、新しい葉が展開し始めていました。

それでも、この秋に花が咲くとは思っていなかったので、

今日、このかわいらしい花を発見して大感激です。

 

ツルハナナスも、夕方のかすかな陽の残りに輝いていました。

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咲き始めの花は薄い紫色、やがて白くなっていきます。

地味な花ですが、やさしくて、愛らしくて、大好きなツルハナナスです。

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ノリウツギも、色のうつろいが楽しめます。

 
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7月半ば頃に咲き始めた時は白、やがて薄い緑色を帯びていき、

今はご覧のようにピンクがのってきています。

 

まだまだ暑いといっても、

庭が秋らしく、やさしい雰囲気になってきました。

 

でも現実は、草ボーボーで、

酷暑の頃から「涼しくなったら手入れしよう」と思っていたものの、

いっこうに涼しくならないので、

「はぁ・・・、どうしましょ・・・」と、うんざり気分なのです。

 

なるべく心の忙しく(せわしく)ない時に読んでもらいたいと筆者が

 

寺田寅彦の随筆集『柿の種』。

そこに書かれている、筆者が体験したある日の出来事。

 

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ドアがパタパタするのをふせぐために取り付ける、あのカギ型のネジ道具。

その名前を知っている人は、そんなにいないでしょう。

これです。

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これ、「あおり止め」というそうです。

明治生まれの物理学者で、随筆家で俳人でもある寺田寅彦は、

この「あおり止め」がほしくなって金物屋に買いに行ったが、

その名前がわからない。

それで、手まねをしながら説明すると、

店の人が、あおり止め、というのだと教えてくれ、

うまい名前をつけたものだと感心する。

 

さらにその時、おつりにもらった穴のある白銅貨二つが・・・。

以下、寺田寅彦の文章から引用します。
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おつりにもらった、穴のある白銅貨の二つが、

どういうわけだか、穴に糸を通して結び合わせてあった。

三越で買い物をした時に、この結び合わせた白銅を出したら、

相手の小店員がにやにや笑いながら受け取った。

この二つの白銅の結び合わせにも

何か適当な名前がつけられそうなものだと思ったが、

やはりなかなかうまい名前は見つからない。

(大正十二年八月)
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さて、もしも現代、

自分が5円玉や50円玉のおつりにもらった時に、

その穴に糸を通して結び合わせてあったら・・・。

 

まあ、そんなことは、きっとないでしょうけどね。

 

でも、もし、そんなおつりを渡されたとしたら、

などと想像するだけでも、なんだか面白い。

 

糸で結び合わせてある穴の開いた硬貨。

それに適当な名前をつけるとしたら、どんな名前がいいでしょう?

 

うーん・・・。

寺田寅彦の言うように、

うまい名前なんて、なかなかつけられないですね。


寺田寅彦は、この随筆集『柿の種』の冒頭に、

「なるべく心の忙しく(せわしく)ない、ゆっくりとした余裕のある時に、

一節ずつ間を置おいて読んでもらいたい」と。

穴の開いた硬貨に糸を通して結び合わせた時の、

その結び合わせに名前をつけるとしたら、

なーんていう、もしかすると、どうでもいいような話。

なんとなく気忙しい日々の、気持ちの落ち着かない夜などに、

こんな「せわしくない話」を読むと、

なんとなく、せわしかった心が、

少しだけ、せわしくなくなるような気がします。

どうでしょうか。

 

うんうん、昔の作家の随筆には、

そんな、「どうでもいい?」ような日々の出来事がけっこう書かれていて、

そんな話に触れた時

きつく締められたような心が、

ふわーっと緩められるような、そんな気持ちになるんですよね。

 

それに、人って、今も昔も、

わりと「どうでもいい?」ようなことを、

あれこれと考えているものだよなぁ、と思ったりもします。

 

『柿の種』、青空文庫でも読めます。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/1684_11274.html

 

 

そうはしたくない不思議な心

 

とある作家の小説のタイトルをど忘れして、思い出したい。

それは、とっとっとーと、10何歩か歩いて

隣の部屋の本棚に行って見てみればすぐにわかることなのに、

ネットで検索して、どうにか探して知ろうとしている私。

作家の名前はもちろんわかっていて、

小説の内容から、検索ワードをいくつか並べて、

あれこれ探ってみる。

その間にも、本棚に見に行ばわかるのに・・・、

見に行けばわかるのに・・・と、自分の心の声がささやいてくる。

でも、なんだかそうはしたくない。

そんなことって、けっこうあるよね?笑

 

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そんな無駄がしたい気持ち。