季節めぐり

季節はめぐり、人生もめぐる、乳がんサバイバーになりました

2019-01-01から1年間の記事一覧

父が古い種をばらまきした盛り盛りのマリーゴールド

マリーゴールドというと、 真夏の暑い時でも鮮やかな黄色やオレンジで咲き誇る花、 というイメージですが、 この写真は、2012年の今頃、 寒くなってきても、まだまだ盛り盛りと咲いていたマリーゴールドです。 この年、2012年の春、父が裏庭の空いている所に…

かわいいサザンカが咲いて、秋だなぁと思っていたら怖いアイツが

何もしなくても毎年秋になると咲いてくれる、 かわいいピンク色のサザンカ(山茶花)。 陽当たりがよくない裏庭にあるのですが、 毎年成長して、樹高が3メートル以上になっています。 剪定など、手入れがしやすい高さにとどめておきたいと思いつつ、 ついつい…

切ない感じには心地よい浮遊感がある。村上春樹氏の『遠い太鼓』

村上春樹氏の作品の中でも、 なぜなのか、何度も繰り返して読んでしまうのが『遠い太鼓』。 1990年の発行だから、もう23年前なんですね。 とFacebookやかつてのブログに綴っていました。 1990年ということは、来年でもう30年。 かつての投稿を少し書き直して…

我が家にも猫さんがいたらいいな

友人Kちゃんちの猫。 名前は玉吉、「たまきち」と言います。 玉吉は、人見知りという言葉を知らない。 人懐っこい、というか、ずうずうしい? というか、警戒心がない。 玉吉は、人間が手に持つものは、何でも食べ物だと思っている。 玉吉は、最近、外の世…

10月初のブログアップ、それにしてもまだ暑い、だから?朝顔と桜

できるだけ回数多くアップしていこうと新たに始めたブログなのに、 10月になってからは、まだ1回もアップしていませんでした。 その理由は、個人的に、あれこれ慌しかったことと、 やはり台風による被害の大きさ、多さに、 なんとなくブログを続ける気分が萎…

やさしい秋の庭、でも現実は草ボーボー

今日はもう9月30日だというのに、 まだまだ暑い日が続き、今朝も起きた時からエアコンをオン。 最高気温も30℃超えでした。 それでも、夕方の庭には秋らしい風の筋があるなと肌で感じます。 そして、今日のビックリ! 小さな苗に咲いたシュウメイギク(秋明菊)…

なるべく心の忙しく(せわしく)ない時に読んでもらいたいと筆者が

寺田寅彦の随筆集『柿の種』。 そこに書かれている、筆者が体験したある日の出来事。 ドアがパタパタするのをふせぐために取り付ける、あのカギ型のネジ道具。 その名前を知っている人は、そんなにいないでしょう。これです。 これ、「あおり止め」というそ…

そうはしたくない不思議な心

とある作家の小説のタイトルをど忘れして、思い出したい。それは、とっとっとーと、10何歩か歩いて 隣の部屋の本棚に行って見てみればすぐにわかることなのに、 ネットで検索して、どうにか探して知ろうとしている私。作家の名前はもちろんわかっていて、 小…

晩夏のバラ、アイスバーグを眺めて思う

去年の今頃、 そういえば、ひどい気管支炎にかかって、 ずーっと咳が出続けて、ヘロヘロだったなぁと、 なぜか、 晩夏のアイスバーグを見て思い出しました。 少し前の雨が続いた時、 雨粒がしたたって、よりいっそう輝くように咲いていました。 この、上のほ…

氷から角がニョキーン! 氷のスパイク化現象(アイススパイク)

製氷皿で氷をつくると、 こんなふうに角がニョキーンと生えてくることがあります。 水は表面から凍っていき、かつ、凍ると膨張するので、 中に閉じ込められた水は行き場がなくなり、 上の氷を突き破りつつ凍っていこうとするため、こんな角が形成される。 と…

一番美しい月は

開けていた窓を閉めて・・・、と思ったら、 お、月明かりが、そうか、中秋の名月か、と。撮影するつもりはなかったけど、 あまりに美しいので撮ってみました。 でもやはり、望遠で近づけて見るより、 本当の距離で、この目で、 そのまま見る月が一番美しいと…

電気が使えないことの深刻さ、地域間連携・支援も必要

台風15号による千葉県での停電、 一度は、今日中に全面復旧の見込みと言われていたのに、 明後日以降になると発表されました。 この残暑の中で電気が使えないこと、 さらには、上水道のくみ上げポンプも電気がないため使用できず、 給水にも支障をきたしてい…

「明治」という時代は、さぞや面白かったんだろうな

「明治」という時代に興味があって、 書店で「明治」の文字が入った本をみつけると、 手に取らないではいられません。 『明治風物誌』は、もう随分前に購入して、何度か読み、 最近も時々取り出してはパラパラとめくって、 その時読みたいと感じるページを、…

懐かしのバラたち、あの顔、あの色、あの香り

前回に続いて、かつて育てていた懐かしのバラたちのこと。 doronkox.hatenablog.com 今回も、2002年~2003年頃に撮影した写真で、 かなり画像が粗いことが残念ですが、 ズラッと並べていきます。 ジャクリーヌ デュ プレ(Jacqueline du Pre) 純白の花びらに…

懐かしのバラたちが、今も愛おしいです(イングリッシュローズ編)

私が初めて手にしたイングリッシュローズ(David Austin Roses)は、 ミストレス クイックリー(Mistress Quickly/1995年作出) 2002年の真夏に向えたミストレス クイックリー。 上の写真は、その後、 夏の終わりというか、秋のはじめの開花を撮影したものだっ…

トロリウス エウロパエウスが、よみがえって、やっと咲いた!

ヨーロッパの北部から西アジアの山地に分布する原種だという トロリウス エウロパエウス(Trollius Europaeus)。 今年の春先から育て始めたもので、 初夏から7月頃に咲くということでしたが、 今頃になって、やっと咲きました~! もう、うっと~りな、かわい…

小さい秋が見つかりそうな季節になったけど、春の庭を振り返る

8月のはじめに、 春の庭の草花について振り返ったブログをアップしていました。 doronkox.hatenablog.com その続きを、と思いつつ、いよいよ夏も終わり、 小さい秋が見つかりそうな季節になってしまいました。 写真をズラズラーッと、ただ並べるだけになって…

バラ、スヴニール ドゥ ドクター ジャーメイン、黒赤から紫に変化

春に咲いたバラの記録、 今回は、スヴニール ドゥ ドクター ジャーメイン(Souvenir du Docteur Jamain)です。 長い名前ですよね~。 上の写真の花が開く前の蕾がこちら。 生まれたばかりの瑞々しさと、花びらの重なりの美しさにうっとりです。 咲き始めた時…

夏の終わりに思うこと

夏の終わり。 暑いのは大大大嫌いで、 暑さにも弱いのに、 そんな夏が終わっていくんだなぁと思うと、なんだか切なく、寂しいよううな感じがて、 もっちょっと夏でもいよ~、と思う。 子どもの頃は、もうプールにも入れない、海に行って泳ぐのも1年先と、 夏…

バラ、パヴィヨン ドゥ プレイニーは密やかな魅力を垂れ流す

春のバラの記録、今回はオールドローズの パヴィヨン ドゥ プレイニー(Pavillon de Pregny)です。 育て始めて7~8年になります。 左の花のように、上を向いて咲くことは珍しくて、 花の重みで、右のようにうなだれて咲きます。 その、うなだれているところが…

鉢を塗る。古くなったプラスチック鉢をペイントしてリメイク

ここに写っている大小の鉢、 真ん中あたりの小さなテラコッタ鉢と、その右の素焼き鉢を除いて、 そのほとんどが、汚くなっていたプラスチックの鉢を ペイントして、リメイクしたものです。 去年の暮から春先にかけての寒い間、夜になると、室内で、せっせせ…

夏顔の花たち、やっと少し過ごしやすくなったかな

四季咲きや繰り返し咲きのバラは、 夏に花を咲かせると、春とは少し違ったり、まるで違ったり、 「夏顔」の花になります。 このバラは、イングリッシュローズのトロワラス(Troilus)。 イングリッシュローズの中でも「すごく好き」な品種。 ですが、もう日本…

父、結石の粉砕・除去は結果良好。しかし嚥下力の低下が深刻に

父の入院日誌、前回の続きです。 doronkox.hatenablog.com 最初に、この頃、2017年5月半ばから月末頃の庭の草花やバラの写真を。 父の体調は日に日に回復して、家に戻って療養できると思っていたものの、 体力、そして嚥下力の低下などが懸念され、入院が長…

バラ、レイニーブルー 地植えで大きく or 鉢でコンパクトに?

2019年春のバラの記録、今回はレイニー ブルー(Rainy Blue)です。 我が家では、まだ新入りで、鉢植えで育てています。 桃色がかった藤色というか、薄紫色というか、 控えめで上品な光沢もある、いわゆるブルーローズです。 レイニー ブルーという名前が詩的…

バラ、ソンブレイユ、シュートを育ててもっと咲くようにしたい!

バラ好きのみなさんが大きく育てて、 たわわに花を咲かせているつるバラのソンブレイユ。 なのに、私のソンブレイユは、 新苗から育てて、もう8年目か9年目になるというのに、 ただ今シュートが2本だけ。 そんなにいい写真は撮れませんでしたが、 春の開花の…

花火は夏の記憶、やっぱり日本の夏に似合うのかな

7月末に開催される地元の花火大会。 毎年、自宅の窓から、写真を撮りつつ眺めています。 自宅の2階の窓から眺められると言っても、 昨年、隣家のオーナーが変わって新しい家が建てられてから、 それまで見ていた西の窓からは見えなくなりました。 北側の窓か…

植えてはいけない? そんなクラウンベッチが愛おしいワケ

今回は8月10日に雑草の話としてアップした際に、 最後にふれたクラウンベッチのことを綴ります。 doronkox.hatenablog.com 裏庭に、クラウンベッチの小さな苗を一つ植えたのは、 2013年の春先のこと。 もう20年以上前なのだと思いますが、父が裏庭の一角に土…

8月15日、終戦、「熱涙滂沱として止まず」と内田百閒

内田百閒は、陸軍士官学校や海軍機関学校で ドイツ語教官を務めたという経歴があるものの、 戦争に関して反対とか賛成とか、そして愛国心とは何かとか、 そういうものを作品で明言することはありませんでした。 日本文学報国会への誘いはさりげなく拒否し、 …

カマキリ父さん? そしてタカサゴユリの話

昨日の夕方、庭への水遣りを終えた後、園芸小屋の前に勝手に生えて開花したタカサゴユリを切って玄関に入ってきたら、花にカマキリがつかまっているのを発見してビックリ!写真を撮ったものの、片手でカメラを持ってシャッターを押したこともあって、ブレブ…

雑草が庭の保湿&保水に?ならば暑いので草取りしないことに(笑)

今、我が家で一番元気な植物は雑草と呼ばれる草たちです。 とくに裏庭の草々。 梅雨の合間に草取りしなくちゃと思っていましたが、 ずっと雨が降り続いたことと、 小雨の日も、とても蒸し暑かったこともあり、 とうとう手をつけることがなく。 そして梅雨が…