2019年春のバラの記録、今回はレイニー ブルー(Rainy Blue)です。
我が家では、まだ新入りで、鉢植えで育てています。
桃色がかった藤色というか、薄紫色というか、
控えめで上品な光沢もある、いわゆるブルーローズです。
レイニー ブルーという名前が詩的というか、情緒的というか、
なんともそそられる名ですね。
あの名曲世代には、とくにね(それ私・笑)。
中輪ですが、細かい花びらがビッシリのロゼット咲き。
やさしい色とツヤ、ふんわーりした、かわいらしい咲き方、
ずっと見ていても飽きないバラです。
黄色いシベが見えた時のコントラストもきれい。
蕾がほどけかけた時、
花びらが3つか4つにまとまっていることがわかって、
あぁ・・・、これぞロゼット咲きの咲き始め・・・と、
バラ好きが、うっとりする瞬間です(笑)。
ふわふわーっ、お花紙でつくる花みたいですね。
今回は写真多いですよ~。
春のバラ、今頃画像データを整理しているんですが、
レイニー ブルーが撮影枚数No.1でしたからね。
夕陽が後ろから射して、透けて、輝いて。
名前はレイニー ブルーでも、晴れた朝の青空も似合います。
小さな蕾を次から次へと出してきて、どんどん咲きます。
日没後、よりいっそうブルーな感じ。
枝は、あっちこっちに自由奔放に伸びて、
ちょっと暴れますね。
以下2枚は、ジオラマモードで撮影。
そろそろ春の終盤の頃、花数も少なくなってきました。
うす紫から、だんだん白っぽくなってきて、
咲き始めと咲き終わりが混在する、
そのグラデーションもいいものです。
さて、レイニー ブルーさんの今後、
鉢植えのまま、オベリスクに誘引してコンパクトに育てようか、
それとも地植えにして、つるバラらしく大いに伸びてもらって、
フェンスに花をたわわに咲かせようか、迷っているところです。
◇レイニー ブルー(Rainy Blue)
2012年作出
ドイツ Tantau/育種 Hans Jürgen Evers
系統/つるバラ(CL)
中輪/ロゼット咲き/四季咲き/微香