昨日、11月29日(金)は、7月末に急襲された肺血栓塞栓症の、3カ月経過後の循環器内科の受診日でした。
退院直後は、まだ少し呼吸苦が残っていましたが、今ではすっかりよくなって、きっと、ゆるゆるなマラソンくらいならできそうな(いや違う理由でムリかな?笑)くらい回復。
次の、さらに3カ月後の受診時は、念のために造影CTを撮りましょうと。
次回まで、3カ月と間があくので、その間に体調に不安があったり、また呼吸が苦しくなったら、いつでも遠慮なく受診してくださいねと、ドクター。
X(旧Twitter)で、乳がんつながりの皆さんが、体調に不安があった時でも、決まった日以外の受診をためらってしまうというポストをたびたび目にしますが、トヨタ記念病院のドクターたちは、どの科でも、診療終わりにそう言ってくれるので、とても心強くて不安や受診への遠慮も解消されます。
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さてさて。
昨日は、その13時からの受診の後、14時半から病院で開催されるクリスマスコンサートを鑑賞しようと楽しみにして病院に向かいました。
トヨタ自動車の合唱部・合唱団の皆さんが繰り広げてくれた合唱コンサート、題して『ひと足早めのクリスマスコンサート』。
それはもう、感動、大感激でした。
振り返れば、去年のクリスマスイブの前日、12月23日の夜に胸のシコリを発見し、年内ギリギリに各種の検査を終え、お正月明けに乳がん告知。
3月に手術、5〜6月は放射線治療。
ドタバタした半年が過ぎて、7月からはようやく落ち着いて、再発予防の抗がん剤服用を開始したら、7月末に急性肺血栓塞栓症に襲われ、ICU入院。
当初は重篤状態だとも言われて2週間の入院・加療、リハビリを終えて退院。
今、おかげさまで、すっかり元気、とは言えないかもしれませんが、日常生活、仕事も活動も支障なく行えるようになっています。
再開している抗がん剤服用での大きな副作用も今のところはありません。
そう、これは絶対そうだ、というシコリをクリスマス直前に発見してから約1年。
1年経ったんだ!
1年生きてきたんだ!
1年生かしてもらったんだ!
と、コンサートが始まる前に急に自覚して、まだ歌声を聴かないうちから流涙。笑
これはヤバい、コンサート中に滂沱したら・・・と不安がよぎりましたが、楽しく、清々しく、晴れやかな気持ちで聴き入ることができて、ホッと。
でも、来客アンケートに上記の内容を要約したものを書いているうちに、また少し涙。
感激屋さんだから、まあ、いつも、いちいち出てくる涙に困ってしまうんですけどね。笑
はい、ほんとうに、素敵な、ほのぼのした、大感激の“ひと足早めの”クリスマスコンサートでした。
また来年も開催してくれるといいな。
そしてまた、「1年、生きたぞー!」と感激したい。