季節めぐり

季節はめぐり、人生もめぐる、乳がんサバイバーになりました

父、尿管結石で、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を試みることに

 

「父・入院日誌」、前回の続きです。

 

doronkox.hatenablog.com

 

前回も少し載せましたが、父が入院した2017年5月14日は、

ほかにも、こんなふうに庭のバラが咲いていたんだなぁと。

 

エドワード ギヨー

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◇スヴニール ドゥ ドクター ジャーメイン

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これらの写真を撮っていたとても暑かった昼下がりは、

まだ父が救急搬送されて入院するなんて、

予想だにしていませんでした。

 

そして翌5月15日・月曜日、朝10時頃に父の病室に行きました。

前の晩はぐっすり眠れたのか、

やけにスッキリした顔をしている父。

「お父さん、もうお腹痛くない?」と聞くと、

「痛くないよ、起きたら家じゃないからびっくりした」と。

 

聞けば、お腹に激痛があったことまでは覚えているが、

その後、救急車で運ばれて入院したことは覚えていないのだと。

尿管結石の痛さは、

それはそれは、ものすごい激痛だと聞いたことがありますが、

あまりの痛さに失神状態だったのかもしれません。

 

昨日の救急搬送以降のことを話し、

検査の結果、痛みの原因は尿管結石で、

治療のため、しばらく入院することになることを伝えました。

 

午後にになり、主治医となった泌尿器科、女性のN医師による

診断結果と治療の説明を受けました。

結石は1.5cmほどで、経口薬で小さくすることは難しいため、

様子を見て尿管ステントの留置を行うと。

 

体外衝撃波結石破砕術(ESWL)は、

年齢も考慮して、体調・体力的に難しい場合は、

尿管ステントを留置したまま、定期的な交換になるとのこと。

 

実は、入院した日の夜、帰宅後、

尿管結石の治療方法に関して、どんな方法がとられるのか、

開腹手術をしなければならない場合、年齢的にどうなんだろうと、

ネットで調べていたのでした。

 

それで知ったのが、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)のこと。

体外から結石に向けて衝撃波を集中的に当てることにより

破砕する施術で、身体への負担も少ないという施術。

https://www.tokushukai.or.jp/treatment/urology/nyourokesseki.php

(↑ 父が入院した病院ではないですが、

徳洲会グループのサイトに詳しい解説があります)

 

この体外衝撃波結石破砕術(ESWL)が、最近の結石除去方法の主流で、

開腹手術をすることはほとんどないそう。

 

主治医の話によると、

体への負担は少ないものの、多少の衝撃・痛みはあり、

それをどう感じるかは個人による違いがあると。

また、トントントントンと、

連続した衝撃波の音がけっこう大きくて、

それが気になることはあるかもしれないとのこと。

 

お父さん、やっても大丈夫かな?と少しの不安はありましたが、

痛みとか、衝撃とか、けっこう強いほうだと思うので、

やることになっても、

まあ大丈夫でしょうと、その施術を、お医者さんを信じて、

結石がなくなることを第一に望みを持とうと、

自分にも言い聞かせました。

 

父にも、そういう治療をするかもしれないことを伝えると、

「へーっ、ふーん」という感じで、

とくに嫌がる様子はありませんでした。

 

帰宅後、もう薄暗くなっていましたが、

きれいに咲いてきたバラの写真を撮っておきました。

病室の父にも見てもらおうと思って。

 

◇ジ インジニアス ミスター フェアチャイルド

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入院3日目の5月16日は父の誕生日、85歳になりました。

お昼前に病室に行くと、

朝食の際にトレイに添えられていたという

「お誕生日おめでとうございます」のカードがテーブルの上にありました。

「お父さん、おめでとう、よかったね」

「うちにいたら、今年もみんなでケーキ食べたのにね」

などという会話をしましたが、

父本人は、誕生日だからって、どうってことなさそう(笑)。

 

5月16日に咲いていた白い花二つ。

◇バラ、ソンブレイユ

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◇オルラヤ

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オルラヤは、空いていた鉢に、去年のこぼれ種が発芽してたくさん咲きそう。

 

その後も父の体調は安定していて、食事もきちんととれており、

5月19日・金曜日、

いよいよ週明けから体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を行うことに決まりました。

 

そうそう、父の病室のルーム名も「バラ」。

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5月17には、けっこうたくさんの庭の草花を撮影していました。

 

前出のバラ、ソンブレイユは開いてきて、こんなふうに。

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ジ インジニアス ミスター フェアチャイルドも。

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フェアチャイルドと同じく、イングリッシュローズバターカップです。

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バラ以外の花もいろいろ撮影していましたが、

たくさんになりすぎなので、また次回に。